2011年3月21日月曜日

田淵義朗のブログ: 「東京に原発を」著者の広瀬隆氏のインタビュー

田淵義朗のブログ: 「東京に原発を」著者の広瀬隆氏のインタビュー: " 私が宝島社(JICC)に勤務していた1981年当時、別冊宝島の編集長をされていた石井慎二氏(故人)が世に問うた「東京に原発を」の著者である広瀬隆氏が、ビデオニュースドットコムのインタビューに答えています。  原子力が本当に安全であるなら、東京の新宿に原子炉を作れ、という当時とし..."

「東京に原発を」著者の広瀬隆氏のインタビュー

 私が宝島社(JICC)に勤務していた1981年当時、別冊宝島の編集長をされていた石井慎二氏(故人)が世に問うた「東京に原発を」の著者である広瀬隆氏が、ビデオニュースドットコムのインタビューに答えています。

 原子力が本当に安全であるなら、東京の新宿に原子炉を作れ、という当時として問題の書でした。原発専門家からは、素人の分際で不安ばかり煽って、と散々でした。1981年に発刊され、5年後に集英社文庫からも出たので、読まれた方もいると思います。

 しかし30年後のいま、福島第一原発で起きている現実を見れば、広瀬氏の問いかけに何と答えるのでしょうか。福島に行って「それでも原発は安全だ」と言えるのか。放射能の漏えいはいつまで続くのか、マスコミ報道からまだ何も伝わって来ません。

 とにかく、まずビデオを見て下さい。

 信じるか信じないかは、各人の判断です。誇張された部分もありますが、そこからいま起きている事実と照らし合わせてみると、新たな発見があるかもしれません。
 
 私も原発についてはど素人ですが、いくつもの発見をすることができました。どの情報を信じ、また信じないか。自らのセキュリティのために、情報を選ぶこと。こういう時期ですから、少しでも多くの情報を得て、取捨選択すべきでしょう。
ご判断は各人にお任せします。

落ち着いたら、こちらの本もどうぞ。